高円寺でダンススタジオを作った時の記録です

杉並区の高円寺駅から近くの処にダンススタジオを施工しました。
その時の施工記録です。
Before After で見る高円寺のダンススタジオの施工前後
工事はビフォー、アフターで対比してみると、とてもわかりやすくなります。
整理は結構な手間がかかるので、滅多にやらないのですが、がんばります。どうぞよろしく。
高円寺のダンススタジオの設計は、防音と鏡のレイアウトから
トイレをリフォームする
ビフォー |
アフター |
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工事前のトイレ 最初は見たくない雰囲気でした |
工事後のトイレ 広くて気持ちいいウォシュレット付きに交換 |
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床高をGL+150mmとする為にワンタッチ取付継手を外します |
トイレの取付 |
これって洗面台の跡?
消防設備をつける
高円寺のダンススタジオの壁を施工する
スタッド→吸音材→遮音壁→ボード→クロスの順に工事が進みます。鏡部分の下地は構造合板になります。
騒音が問題になりやすい共用廊下側の壁は、防音施工になっています。
ダンススタジオの天井を施工する
騒音が問題になりやすい上階側の天井は、防音施工になっています。
連続大鏡の施工をする
鏡はダンススタジオで最も施工費のかかる部分の一つです。インフォレントでは自社施工しています。
ダンススタジオの照明工事をする
電気工事は大きく分けて2段階に分かれます。軽量鉄骨を立てた段階で入る下地配線と仕上工事後に行う取付工事です。ダンススタジオだからといって、電気や照明に特別なことはありませんが、敢えていえば、稼働式でかつ調光機能付きにしています。天吊りスピーカーにする場合は、オーディオ配線を忘れずに!
ダンススタジオの建具工事をする
通常、ダンススタジオのドアには防音ドアを使っていますが、今回は1階の通り面、かつ自動ドアが一枚あることを考慮して通常のSDドアにダイノックで仕上ました。
ちなみに防音ドアは、Dr40クラスの遮音性能のSDドアを、枠込1セット25万円(税別)で業者さんにも外販をしています。欲しい方はお気軽にお問い合わせ下さい。防音ドアの動画
ビフォー |
アフター |
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施工前の電気制御盤 |
施工後の電気制御盤 |
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玄関SDドア・ダイノック仕上 |
トイレ木製ドア |
ダンススタジオの床を施工する
ダンススタジオの床の設計は、どこの階に施工するか、周りは誰が利用し、どこに影響するのかで大きく設計方針が異なります。空中階で真下がヒーリング癒し系マッサージ、心療内科、、、などの場合は、通常以上の防音対策を立てる必要があります。今回は1階で地下無しなので比較的、楽のはず、、、、でした。
ところが、大変な苦難のドラマが、、、
床の仕上げも完了したと喜んでいたら、なんと床が傾いていました。
通常の歩行では、全く気にならないのですが、よくよく測ってみると、
10mあたりで3センチほど傾いていました。
原因は建物自体の床スラブが傾いていたことでした。
床上げによる工法の場合は、墨出し器で水平を確認するので気がつくのですが、
今回は直貼りの重ね貼り工法だった為、墨出し器による水平確認ができていませんでした。
痛恨の失敗です。
で、どうするか?
迷いましたが、ダンスをする人にとって床は命。万が一、怪我をしたら大変です。
一度、完成した床を剥がし、やり直すことにしました。
防音工事をしていると、100発100中とはいきません。何度も「結果が出るまでやり直し」をしてきました。
失敗しないと成功しない、それが真実だと思います。
再び、床を剥がします。
水平なスラブ作り=コンクリートの打設、がはじまった。
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SL工という職人がいるのをご存じでしょうか? セルフレベラー工の略です。面積が広い時は、本職の職人でも一歩構えて念入りに施工します。 コンクリートは、宇部興産のものを使い、ローリー車で施工しました。 普段は自分たちでれべーラーを打つのですが、今回は友人の坂本さんのご紹介で本職のSL工の助けを借りました。 ありがとうございました。 |
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ついに完成!いよいよご案内、募集を開始します。
私たちの場合、ダンススタジオを2ヶ月に1ヶ所ペースで開設しています。
現在、約30ヶ所のスタジオを運営しています。
自分たちで作って、自分たちで運営しているケースは、あまり無いかもしれません。
だから施工する人、運営する人の気持ちがわかります。
使う人の気持ちも多くのトラブルに対処してきているので、何処が問題になるかがわかります。
運営中のスタジオのサポートや借り上げ、リフォームも相談にのりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。